大型タンスの処分方法は?お得に処分するコツや業者の選び方もご紹介!

2025/05/12

新生活を始めるための引っ越しや、リフォーム・家の建て替えだけではなく、終活や遺品整理などをきっかけにして、家具や家電の見直しを行う方も多いのではないでしょうか。

衣類や生活用品などは、普段の生活のなかで見直しをおこない、使わないものはこまめに処分しているという方もいると思いますが、大きめの家具となるとなかなかそうもいきません。
特に、昔からずっと使用している大きな家具の一つである「タンス」の処分に頭を悩ませている人は少なくないのではないでしょうか。組み立て式の家具とは違い、大型のタンスはしっかりした造りのものが多いので、処分に困りますよね。

引っ越しやリフォーム・建て替えの際に、新居では大型タンスを使用しないと決めた場合は早めに処分を検討しなければなりませんが、処分をするためには相応の手間と金額がかかりますから、躊躇してしまう人もいるかもしれません。
できるだけ手軽でリーズナブルに処分ができれば、嬉しいですよね。

今回は、大型タンスの処分方法や、お得に処分するためのコツ、そして不用品回収業者を選ぶ際に注意したい点をご紹介します。

目次

1.大型タンスとは?タンスの種類をご紹介!

タンスは「リサイクルがしにくい家具」と言われていますが、種類によっては高価買取やリユースができる可能性があります。

そのため、まずはご自宅にあるタンスの種類を把握しておきましょう。 

タンスの種類やそれぞれの特徴を知っておけば、リサイクルやリユースをするときに処分方法が検討しやすくなります。

①タンスの種類「整理タンス(チェスト)」

引き出しのみで構成されているタンスで、衣類だけでなく小物の収納にも適しているタンスです。
近年では、チェストとも呼ばれていますね。

チェストは西洋で発展した家具ですが、引き出しを活用した収納家具で、昔からある日本の整理タンスと同じような構造(引き出しのみ)のため、整理タンス=チェストという認識が広まっています。

そのため、このタイプのタンスは大きさやデザインが実に様々です。
簡単には動かせないほど重くてどっしりとした大きなタイプのものから、持ち運びがしやすい「組み立て家具」として販売されているものもあり、使用用途が幅広く、ニーズが高いタンスの一つです。

②タンスの種類「洋服タンス」

洋服タンスは、主に、畳んで収納ができない衣類(コートやワンピースなど)を、ハンガーで吊るして収納ができるタンスのことを指しています。クローゼットのみのタイプや、クローゼットと整理タンスを組み合わせたタイプなどがあり、バリエーションが豊富です。

組み合わせタイプの一例として、以下のような洋服タンスがあります。

  • タンスの上部…扉が付いていて、衣類をハンガーで吊るすことができる
  • タンスの下部…引き出しが付いていて、衣類を畳んで収納できる

タンスの下部に引き出しが付いているタイプの洋服タンスは、クローゼットのみのタンスよりも収納力が高いので、子ども部屋や、スペースに限りがある場合などによく選ばれているタンスです。

整理タンスとの違いをまとめると、以下のようになります。

  • ハンガーを吊るして収納するための「ハンガーパイプ」がある…洋服タンス
  • 引き出しのみで構成されている(ハンガーを使った吊るす収納が不可)…整理タンス

③タンスの種類「和ダンス」

日本では古くから、嫁入り道具として、婚礼用のタンスを持たせる風習がありました。
現在では少なくなってきてはいますが、この風習が残っている地域もあります。

和ダンスは、木材で作られているものが多く、着物の保管に適していたことから、婚礼用のタンスとして重宝されていたそうです。小物だけでなく着物も収納するため、畳んだ着物を収納しやすいように、横幅が広いという特徴があります。

現在は着物を着る機会が少なくなっていることから、和ダンスを嫁入り道具として持たせることは、少なくなっている傾向にあります。

さらに「木材で作られているため重量があり、場所をとる」という和ダンスの特徴がデメリットとなり、高品質な桐を使用したもの以外は、ニーズが低いと言われています。 

④タンスの種類「桐(きり)タンス」

桐(きり)タンスは、和ダンスと用途は同じですが、丈夫な桐の木材の特徴が活かされたタンスです。ブランド化されていたり、伝統工芸品として扱われていたりするものもあり、コレクターにも人気のタンスです。

桐は、通気性が良く虫食いしにくい木材であるため、高価な着物を保管するタンスとして昔から使用されてきました。
数十年経っても現役で使用でき、アンティーク家具としても人気があります。

2.大型タンスの処分方法は?

大型タンスを処分する方法は複数ありますが、まずは「ゴミの処分=市町村のゴミ収集」と思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

もちろん、市町村のゴミ収集でも処分は可能です。組み立てタイプのタンスや小さいタンスの場合は、バラして処分する方法もあります。

しかし、しっかりした造りの大型タンスの場合は、そのまま粗大ゴミとしてゴミステーションに出すのがいいのか、他にも処分方法があるのではないかと、迷ってしまいますよね。

そこでまずは、市町村が実施している処分方法をまとめてご紹介します。

①大型タンスの処分方法「可燃ゴミや不燃ゴミとして処分」

タンスの処分の際に、可燃ゴミや不燃ゴミとして、市町村の定める日時にゴミステーションに搬出するという方法があります。

タンスを可燃ゴミや不燃ゴミとして処分する場合、「30cm以下のサイズ」まで小さくする必要があります。
そのため、組み立て家具や、小さめのタンスを処分する場合におすすめの処分方法です。

②大型タンスの処分方法「資源ゴミとして処分」

市町村の資源ゴミとして処分する方法もあります。
タンスのサイズによって処分する手数料が変わるので、事前にタンスのサイズを測ってチェックしておきましょう。

名古屋市の場合、処分にかかる手数料は以下の通りです。

  • 高さ120cm未満かつ幅90cm未満のタンス…1,000円
  • 高さ120cm以上または幅90cm以上のタンス…1,500円

粗大ゴミを出す時は「事前申込制」となります。インターネットまたは電話で「粗大ゴミ受付センター」への申し込みが必要です。
申込締め切りは、収集日の7日前となっています。
また、月に1回、地域ごとに収集日が決まっていますので、収集日を必ずチェックしておきましょう。

申し込み後に、処分手数料のシールを購入します。
タンスの見えやすい位置に貼り、その後、受付センターから指示された場所にタンスを出せば完了です。

申し込みをする手間と手数料がかかるだけですので、手軽に行うことができます。

ただし、決められた場所まで大型タンスを自力で運ばなければならないというデメリットもあります。
人手が十分にあり、回収場所まで運ぶことが可能ならば、一番おすすめの処分方法です。

③大型タンスの処分方法「市町村の処理施設へ自分で搬出する」

自家用車にタンスを積み込むことが可能ならば、自分で市町村の処理施設へ搬入する処分方法もおすすめです。

粗大ゴミとして処分する場合、「月に1回の収集日」まで待たなければなりませんし、当日の朝8時までに決められた場所に出さなければいけません。

一方、自分で処理施設へ搬入する方法は、「施設の受付日」や「受付時間までに」という制限はありますが、自分たちの都合の良い日時に処分をすることができます。
収集日を待たずに早めに処分したい場合は、検討してみるといいかもしれません。

名古屋市で大型タンスを処理施設に持ち込む場合は、以下の流れでおこないます。

  • 自家用車に大型タンスを積み込む
  • 受付時間内に、区の環境事務所で受付を済ませる
  • 受付時間内に処理施設へ向かい、大型タンスの搬入や手数料の支払いなどをおこなう
  • 処理手数料は、10kgごとに200円(現金のみ)

大型タンスを自家用車に乗せることができれば、一番リーズナブルな処分方法ではないでしょうか。

3.大型タンスをお得に処分するコツとは?

ここまで、市町村で処分する方法をご紹介しました。
大型タンスを処分するためには、相応の金額がかかるので、少しでもお得に処分できれば嬉しいですよね。

大型タンスは、状態が良ければ「処分(廃棄)」という方法ではなく、新たな場所で使ってもらうこともできます。

①大型タンスのお得な処分方法「ジモティーやメルカリで販売」

大型タンスを処分するときは、リユースを検討するのも一つの手段です。

自分にとっては不要な家具でも、「住んでいるお部屋に合う、たっぷり収納ができる大型タンスが欲しい」と、タンスを探している人がいるかもしれません。
名古屋市のホームページでも、廃棄処分をする前に、ジモティーやメルカリなどを活用して、リユースを検討することがおすすめされています。

下記でそれぞれのサービスをご紹介します。

<ジモティーの紹介と使い方>

ジモティーとは、地元の情報があふれる掲示板で、売りたい人と買いたい人のニーズを一致させてくれるサービスです。

登録や掲載料などはかかりませんので、無料で利用できます。

ジモティーの利用方法はこのような流れになっています。

  1. 売りたい人は、商品の画像や金額など必要な項目を入力
  2. 買いたい人は、欲しい商品があれば、問い合わせから希望の内容を相手に伝える
  3. 売りたい人と買いたい人がチャットでやり取りをして、支払いや受け渡し方法を決める

上記の流れで、やり取りをおこなっていけば大丈夫です。

大型タンスの場合、運搬が大変だと感じる方も多いでしょう。
その場合は「大型タンスを取りに来てくれる人」という条件を付けておけば、大型タンスの受け渡しをスムーズに行うことができます。

<メルカリの紹介と使い方>

メルカリは、無料で利用できるフリマサイトです。
安全に取引をおこなうために、本人確認が必要です。大型タンスを出品する際には、最初に本人確認の登録をしておきましょう。

メルカリでの販売価格は300円から設定することができ、匿名で配送ができる「メルカリ便」の利用が可能です。

ただし、梱包や配送を依頼する場合には、送料が別途かかります。
送料込みの販売価格を設定するパターンもありますので、その点を注意しておいてくださいね。

ジモティーやメルカリなどのサイトを利用すれば、大型タンスを「処分」ではなく「リユース」できますし、条件によってはマイナス分が少なくなるかもしれません。
お持ちのタンスのサイズを確認して、ぜひ活用してみてください。

ただ、こうしたサービスは便利な一方で、出品しても「いつ売れるかわからない」というデメリットもあります。

大型タンスの処分の期日が迫っていなければ、ひと月ほど様子を見て、動きがなさそうな場合は他の処分方法を試していきましょう。

②大型タンスのお得な処分方法「リサイクルショップに売却する」

大型タンスをお得に処分する方法として、リサイクルショップへの売却があります。
リサイクルショップによりますが、下記の2つのいずれかの方法で対応される場合が多いです。

  • 自分で持ち込み
  • 出張買取査定

大型タンスを自分で持ち込むことが難しい場合は、出張買取査定を依頼してみましょう。
特に、和ダンスや桐のタンスで、綺麗な状態で傷も少ない場合は、高額査定されるケースもありますので、処分するための費用も掛からずお得に処分できる可能性があります。

ただし、タンスの状態が良くない場合は、買取不可という判断で引き取ってもらえない場合もありますので、注意が必要です。

③大型タンスのお得な処分方法「不用品回収業者に依頼する」

大型タンスをお得に処分する方法の1つとして、「不用品回収業者に依頼する」という選択もあります。

ただ、不用品回収業者に依頼すると「処分費用も高そうだし、運搬費用も加算されそうだから、逆にお金がかかりそうで不安。お得に処分ができる業者なんてあるのかな?」と思われるかもしれません。

不用品回収業者に依頼するメリットは、主に以下の点が挙げられます。

  • 確実に大型タンスを処分できる
  • 家の壁や廊下など、傷を付けずに大型タンスを搬出できる
  • 作業を見守るだけなので、家人がケガをする心配がない

上記で様々な大型タンスの処分方法をご紹介してきましたが、多くの処分方法は「自分で大型タンスを運ばないといけない」というデメリットがありました。
その点、不用品回収業者に依頼すると「ケガや家に傷がつく」という心配がなくなります。

また、不用品回収業者によっては、お得なクーポンを使うこともできます。

不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社でも、「10%OFFのWEB限定クーポン」を発行していますので、しっかり活用してお得に処分をしましょう。

不用品回収サービス「ダスカル」のタンスの処分費用は、以下の通りです。

  • タンス類(大)…8,800円(税込)
  • タンス類(小)…5,500円(税込)
  • 婚礼タンス  …9,900円(税込)

「お見積りシミュレーター」で見積もりの目安が算出できますが、詳しいお見積もりも無料でできますので、お電話かホームページのフォームからご相談ください。

4.大型タンスを処分する不用品回収業者の選び方!

不用品回収業者に依頼する場合、どの業者に依頼をすればいいのか迷いますよね。

業者を選ぶ目安として「料金・処分費用の安さ」で、検討している人も多いでしょう。
料金や処分費用がリーズナブルだと、金銭的な余裕も生まれ気軽に依頼ができますが、料金や費用だけで不用品回収業者を選ぶと、大きなトラブルに発展する恐れがあります。

トラブルに巻き込まれないようにするためには、注意すべき点にしっかり気をつけて、不用品回収業者を選ぶ必要があります。

不用品回収業者の選び方について、以下でご紹介します。

①大型タンスを処分する不用品回収業者の選び方「許可証を確認」

大型タンスを処分するための不用品回収業者を選ぶ方法として、「市町村から許可を得ているか」を確認しましょう。

不用品回収をおこなうためには、市町村(自治体)から「一般廃棄物収集運搬業許可」を得る必要があります。
この「一般廃棄物収集運搬業許可」は、一般家庭から出る不用品(家庭ゴミ)を回収・運搬ができるという許可証で、市町村から「ルールに従い、適切に不用品の処分ができる業者です」という、証明書でもあります。

不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社は、名古屋市から許可を得て60年、市民の皆様からの信頼を積み重ねながら不用品回収をおこなってきました。

これからも法律を遵守しながら、皆様に寄り添った作業をおこないますので、気軽にお声かけください。

②大型タンスを処分する不用品回収業者の選び方「細かい見積もりを発行する業者」

不用品回収業者に依頼する時に、問題になるのが「料金トラブル」です。

個々のアイテムの料金の記載はあっても、実際の作業にかかる費用が記載されていない場合があります。
その場合は、必ず下記を確認しましょう。

  • 見積書に記載されている金額だけで、追加料金は発生しないか
  • 作業後に、別料金で、運搬費用が追加されることはないか

不用品回収の料金トラブルは、「処分費用と運搬費用は別で、トラックに積み込んだ後に運搬費用を請求される」というパターンが多いです。「運搬費用を払わないならば、自分でトラックから下ろせ」と言われ、やむを得ず運搬費用を払ってしまったというケースも報告されています。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、見積もりの時点で、処分費用だけでなく作業に関わる費用が発生するかどうかを確認しましょう。

大昭工業株式会社の不用品回収サービス「ダスカル」では、LINEやお見積りシミュレーターでのお見積りが可能です。お客様の作業環境をお伺いし、作業に関わる費用の目安もお見積りの段階でお知らせいたしますので、安心してご相談ください。

③大型タンスを処分する不用品回収業者の選び方「口コミ・レビューを参考にする」

不用品回収業者の選び方として、口コミやレビューを参考にすることをおすすめします。

気になる商品があったとき、既に購入して使用している人の感想(口コミ・レビュー)を参考にして、購入するかどうかを決めることがありますよね。不用品回収業者の選び方もそれと同じで、気になる不用品回収業者は口コミやレビューをチェックすることがおすすめです。

受付の時は感じがよかったのに、実際の作業員の態度が…というパターンもあるかもしれません。
実際に使用した人の声はとても貴重なものですから、不用品回収業者のホームページにある口コミやレビューを参考にして、信頼できる業者を選んでいきましょう。

大昭工業株式会社の不用品回収サービス「ダスカル」のホームページにも、利用者様からの口コミが記載されています。

ぜひ、不用品回収業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

5.まとめ

今回は、大型タンスの処分方法や、お得に処分するためのコツ、不用品回収業者の選び方をご紹介しました。

  • タンスにはいろいろな種類があり、大きさもいろいろ
  • タンスの種類を知っておけば、フリマアプリやリサイクルショップで売る際、どのようなタンスなのかの説明がスムーズにできる
  • 市町村の定める処分方法はリーズナブルだが、自分でタンスを搬出しないといけない
  • フリマアプリやリサイクルショップ、WEBクーポンを活用すると、お得で簡単に処分できる
  • 不用品回収業者は信頼できる業者を選ぶことが大切

昔から使用されている桐タンスは、アンティーク家具としても人気が高く、リサイクルやリユースで処分できる可能性が高い大型タンスです。
廃棄処分には手数料や処分費用がかかりますので、少しでもお得に処分ができれば嬉しいですよね。

タンスの種類や状態によって、リサイクルやリユースができない場合は処分の検討が必要ですが、ポイントを押さえて不用品回収業者を選べば、トラブルになることはありません。

安心して、大昭工業株式会社の不用品回収サービス「ダスカル」をご利用ください。

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