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【名古屋市】洗濯機の捨て方とは?分かりやすくご紹介!
2025/10/30
洗濯機は、生活に必要な家電製品の1つです。
長く使える製品のため、頻繁に買い替えることはあまりありません。
そのため、急な故障などで処分が必要になった際には、どう対応すればよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
洗濯機は「家電リサイクル法」の対象となる家電製品のため、処分方法が法律で定められています。
とはいえ、頻繁に買い替える家電ではないので、「どう処分したらいいのか分からない」という方も多いですよね。
そこで今回は、名古屋市での洗濯機の捨て方と、あわせて知っておきたい家電リサイクル法についてわかりやすく解説します。
目次
- 1.名古屋市で洗濯機を捨てる!忘れてはいけない「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」
- 2.まだ使用できる洗濯機の捨て方(処分方法)は?
- 3.名古屋市の洗濯機の捨て方!
- 4.不用品回収業者の選び方!
- 5.まとめ
1.名古屋市で洗濯機を捨てる!忘れてはいけない「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」

名古屋市をはじめ、全国の市町村で洗濯機を処分する際は、「家電リサイクル法」に注意が必要です。
「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」は、国が定めた法律で、適切なリサイクルを促すための仕組みです。
この法律に違反すると罰則が科される場合もあります。
そのため、家電を処分する際は、まずその製品が家電リサイクル法の対象かどうかを確認するようにしましょう。
1)家電リサイクル法に該当している製品とは

具体的に家電リサイクル法に該当している家電製品は、次にご紹介する4種の家電製品です。
- テレビ(ブラウン管式・プラズマ式・有機EL・液晶)
- エアコン(天井や壁面に埋め込まれたエアコンは対象外)
- 洗濯機・衣類乾燥機
- 冷蔵庫・冷凍庫
これらの「家庭用」として製造された4品目は、家電リサイクル法によって処分方法が定められています。
また、事業者が家庭用のテレビや洗濯機などを処分する場合も、同法の対象となり、法律に基づいた方法で廃棄する必要があります。
2)なぜ家電リサイクル法ができたのか?

では、なぜ「家電リサイクル法」という法律がつくられ、処分方法が定められているのでしょうか。
家電リサイクル法は、家電を使う人や事業者、小売業者、そして製造業者(メーカー)「それぞれの役割を明確にし、まだ使える部品や素材を再利用することで、限りある資源を循環させる社会を目指すため」に制定された法律です。
このため、有用な資源を含む家電製品については、家電リサイクル法によって処分方法が法律で定められているのです。
3)家電リサイクル法で定められた家電製品の処分方法

家電リサイクル法で定められている4種類の家電製品は、法律により処分方法が決められています。
ここでは、処分の手順を「洗濯機」を例にして紹介しますが、4種の家電製品すべてで基本的に同じ手順が適用されます。
- 消費者や事業者が業者に依頼
洗濯機を家電量販店や引取業者などに引き渡します。 - 業者が指定引取場所へ運搬
依頼を受けた業者が、製造メーカーが指定した引取場所まで洗濯機を運びます。 - リサイクル工場へ搬送
指定引取場所からリサイクル工場へ運ばれます。 - メーカーによる解体・部品回収
製造メーカーが洗濯機を解体し、再利用可能な部品や素材を取り出します。
このような流れで、使用できなくなった洗濯機は安全かつ適切に処分され、資源として再利用されます。
4)家電リサイクル法での「処分を依頼する人(消費者)」の役割とは?

前章でもご紹介した通り、家電リサイクル法とは、家電を使用する個人や事業者、小売業者・製造業者(メーカー)の役割を明確にする法律です。
では、洗濯機を処分したい私たち消費者には、どのような役割があるのでしょうか。
家電リサイクル法では、消費者の役割として以下のことが定められています。
- 消費者(家電を使用している人や事業者)
家電製品を長期間使用したうえで、処分する際は適切に業者に引き渡し、必要な費用(収集・運搬・再商品化費用)を支払うこと。
家庭用の洗濯機を処分する際には、法律で定められた方法に従う必要があります。
そのため、消費者は「運搬費用やリサイクル料金」を支払う義務があるのです。
また、業者を選ぶ際には、家電リサイクル法を遵守して処分を行う業者を選ぶことが重要です。
適切な業者を選ばないと、法律違反になったり、トラブルの原因になることもありますので注意しましょう。
2.まだ使用できる洗濯機の捨て方(処分方法)は?

洗濯機が完全に動かなくなってしまった場合は、廃棄処分しかありません。
しかし、「まだ壊れていないけれど、引っ越しなどで手放さなければならない」というケースもありますよね。
その場合は、次の方法を検討してみてください。
- フリマアプリで売却・譲渡
- リサイクルショップに売却
洗濯機の状態にもよりますが、買取可能な目安は製造から5年以内といわれています。
傷もなく製造年数が1〜5年の場合は、フリマアプリやリサイクルショップでの売却も視野に入れてみてください。
一方、故障していないものの製造から5年以上経過している場合は、リサイクルショップでの買取が難しいこともあります。その場合は、ジモティーなどのフリマアプリを活用して譲渡する方法もありますので、検討してみてください。
フリマアプリやリサイクルショップでも引き取り手が見つからない場合は、後ほど紹介する洗濯機の正しい捨て方で処分してください。
3.名古屋市の洗濯機の捨て方!

ここでは、名古屋市での洗濯機の捨て方をご紹介します。
市町村によっては、洗濯機を「粗大ゴミ」として回収できる場合もあります。
しかし、名古屋市では洗濯機を粗大ゴミとして回収することはできません。
そのため、名古屋市にお住まいの方は、以下でご紹介する方法で洗濯機を処分してください。
1)名古屋市の洗濯機の捨て方「家電量販店に依頼する(買い替えの場合)」

ここでは、名古屋市で新しい洗濯機に買い換える場合の捨て方をご紹介します。
新しい洗濯機を購入する際は、家電量販店の販売員に「古い洗濯機の入れ替え」を依頼しましょう。
新しい洗濯機の搬入時に、現在使用している洗濯機を搬出してもらえます。
収集・運搬費用やリサイクル料金は、家電量販店によって異なります。
具体的には、以下の2パターンで請求されることが多いです。
- 洗濯機購入代金に含まれる場合
(セール時などにこの対応が多い傾向があります) - 洗濯機本体代+リサイクル料金+配送料など 個別に請求される場合
配送料も店舗によって異なるため、洗濯機を購入する際に必ず確認しておきましょう。
2)名古屋市の洗濯機の捨て方「家電量販店に依頼する(洗濯機を購入せず処分のみの場合)」

新しい洗濯機を購入せず、これまで使っていた洗濯機を処分したい場合もあるでしょう。
たとえば、
・引っ越すことになり、新居に洗濯機を置けない
・遺品整理などで不要になった
といった理由で、洗濯機の処分を検討する方もいるかもしれません。
一方で、次のような状況では、どのように処分すればよいか迷ってしまうこともあります。
・購入した家電量販店が移転や閉店してしまった
・そもそも購入店がわからない
最近では、洗濯機を手に入れる方法も家電量販店での購入に限らず、リサイクルショップやフリマアプリ、親戚・知人からの譲渡などさまざまです。
そのため、「どこに依頼すれば正しく処分できるのか」と悩む方も少なくないでしょう。
洗濯機を捨てる方法はいくつかありますが、そのひとつに「家電量販店に引き取りを依頼する」という方法があります。
「新しい洗濯機を購入しない場合でも引き取ってもらえるの?」と驚くかもしれません。
実は、家電量販店は「洗濯機を販売する小売業者」であり、消費者から引取りの依頼があると、法律により引き取る義務があります。
そのため、新しい洗濯機を購入していなくても、処分を依頼すれば洗濯機を回収してもらえます。
この場合、リサイクル料金と回収・運搬費用が必要です。
回収・運搬費用は家電量販店ごとに異なるため、依頼する前に必ず料金を確認しておきましょう。
3)名古屋市の洗濯機の捨て方「自分で指定引取所に持ち込む」

名古屋市では、自分で指定引取所に洗濯機を持ち込んで処分することも可能です。
自分で搬入するため、回収・運搬費用はかかりません。かかるのは、リサイクル料金のみ。そのため、最もリーズナブルでおすすめの方法です。
リサイクル料金は家電の容量やメーカーによって変動します。
洗濯機のリサイクル料金の一例は以下の通りです。
- 主要メーカーの洗濯機・衣類乾燥機:2,530円(税込)
(出典:一般財団法人 家電製品協会「リサイクル料金 主要メーカー一覧」より)
自分で指定引取所に持ち込む場合は、事前にゆうちょ銀行でリサイクル料金を支払う必要があります。
リサイクル料金は、家電製品の容量の大きさやメーカーにより変動します。
洗濯機のリサイクル料金を一例としてご紹介しますね。
・主要メーカーの場合…洗濯機・衣類乾燥機:2,530円(税込)
(一般財団法人 家電製品協会の「リサイクル料金 主要メーカー一覧」より抜粋
自分で指定引取所に持ち込む場合は、先にゆうちょ銀行でリサイクル料金を支払う必要があります。
次で、手続きの流れをご紹介しますね。
1.製造メーカーやサイズ・容量を調べておく
2.ゆうちょ銀行の窓口で「家電リサイクル券」を入手して必要事項を記入する
3.備え付けの料金表で、リサイクル料金を確認する
4.家電リサイクル券についている、振替用紙を使用して、ゆうちょ銀行の窓口かATMで料金を振り込む(振込手数料がかかります)
5.指定引取場所の場所や受付時間を「指定引取場所(家電リサイクル券センターWEBサイト内の項目)で確認する
※持ち込みの場合、引き取り場所への事前連絡は不要です。
<家電リサイクル券に関しての問い合わせ先・家電リサイクルセンター>
・電話番号…(フリーダイヤル)0120-319640
・フリーダイヤルに繋がらない場合…03-5249-3455(有料)
4)名古屋市の洗濯機の捨て方「不用品の回収業者に依頼をする」

名古屋市で洗濯機を捨てる場合、不用品回収業者に依頼するという手段もあります。
業者に依頼すると、洗濯機を指定引取所まで運搬してくれます。この際、業者が定める回収料金がかかるため、依頼する前に必ず見積もりを取り、内容を確認してから正式に依頼することが大切です。
名古屋市では「一般廃棄物事業協同組合」や「一般廃棄物収集運搬業許可業者」に依頼をするように呼びかけられています。
不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社は、名古屋市より「一般廃棄物収集運搬業許可」の認可を受け、そして「一般廃棄物事業協同組合」にも記載されています。
安心してお声かけくださいね。
4.不用品回収業者の選び方!

洗濯機を捨てる方法として、不用品回収業者に依頼する方法をご紹介しました。しかし、業者は数多く存在するため、どの業者を選べばよいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
名古屋市のホームページでも、洗濯機を処分する場合は、「一般廃棄物事業協同組合に所属する業者や、一般廃棄物収集運搬業許可を受けた業者に依頼」するよう案内されています。では、この「一般廃棄物収集運搬業許可」とは具体的にどのようなものでしょうか。
1)一般廃棄物収集運搬業許可とは

一般廃棄物収集運搬業許可とは、一般廃棄物を収集・運搬する事業を、自治体から正式に行うことが認められた業者に発行される証明書のことです。
この許可は、各市町村の認可を受けた業者にのみ与えられます。許可を得るためには、環境省令で定められた基準に適合していることや、事業を継続して的確に行えることなど、一定の条件を満たす必要があります。
つまり、「一般廃棄物収集運搬業許可」は、各市町村がその業者について『法律を守り、適切に事業を行っています』と証明するものでもあるのです。
洗濯機を処分する際には、名古屋市のホームページで公開されている、許可証を所有している事業者リストの中から依頼する会社を選ぶようにしましょう。
ときどき、住宅地を走るトラックで「無料で家電製品を回収しています」と案内している光景を見かけることがありますよね。しかし、洗濯機は家電リサイクル法の対象製品であるため、無料での回収は法律違反です。
洗濯機を含む家電リサイクル法対象の家電製品は、法律に従った方法で処理する必要があります。名古屋市のホームページでも案内されている通り、家電量販店や、一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者にリサイクル料金を支払って、適切な処分を依頼しましょう。
「無料で回収します」という業者に依頼すると、適切に処理されず不法投棄される恐れがあります。洗濯機の処分は、必ず信頼できる業者に依頼するようにしましょう。
2)不用品回収業者の選び方「業者のホームページ(WEBサイト)で確認」

不用品回収業者を選ぶ際は、まず一般廃棄物収集運搬業許可を持っているかをホームページで確認しましょう。
多くの業者のホームページでは、事業内容や所在地・電話番号、保有する認可や証明書、対応エリア、費用、さらに口コミやレビューなどが掲載されています。
まず許可証の有無を確認した上で、複数の業者を比較しながら、依頼したい業者を選ぶことが大切です。こうすることで、安心して洗濯機の回収を任せられる業者を見つけることができます。
3)不用品回収業者の選び方「見積書に詳細が記載されているか」

不用品回収で最も心配になるポイントは、やはり費用ではないでしょうか。多くの不用品回収業者のホームページでは、家具や家電ごとの回収料金が掲載されているため、事前に確認することが可能です。
見積もりを受けた際に「回収料金以外に運搬料や積込み費用が追加されるのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。そのような場合は、必ず見積もり時に「見積書に記載されている料金以外の費用はかかりませんか?」と業者に確認しましょう。
もしもそこで、次のような対応をされた場合は、依頼を見送ったほうが安心です。
・運搬費用や積込み費用が別途かかる
・トラックに載せるための積込み費用や運搬費用は、実際に作業しないとわからない
作業が終わるまで費用が不明だと、どうしても不安が残ってしまいます。安心して依頼するためには、全ての費用が見積書に明記されている業者を選ぶことが大切です。
不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社のダスカルホームページサイトでは、洗濯機の処分費用も掲載しています。
・縦型洗濯機…7,700円(税込)
・ドラム型洗濯機…8,800円(税込)
・乾燥機…7,700円(税込)
※費用内に、収集運搬料金のほかに「家電リサイクル券」の料金も含まれています。
ダスカルサービス内にある「お見積もりシュミレーター」やLINE、メールでの問い合わせで、無料で見積もりが可能です。
そのときに、お住まいの環境などを記載していただければ、詳細な費用の見積もりもできますので、お気軽にお試しくださいね。
5.まとめ

今回は、名古屋市で洗濯機を捨てる方法と、家電リサイクル法についてご紹介しました。
- 洗濯機を捨てるためには、家電リサイクル法が定めた方法で対応する必要がある
- 名古屋市は洗濯機の回収を行っていない
- 洗濯機を捨てる場合は、一般廃棄物収集運搬業許可を持っている業者に依頼すること
家電リサイクル法は、これから先の未来の環境を守るための法律です。
洗濯機をはじめ、家電リサイクル法に記載されている家電製品は、処分方法が決められていますので、ここでご紹介した方法で適切に処分してください。家電リサイクル法を守ることは、私たちの世代だけでなく、子どもや孫たちの世代の環境を守ることにもつながります。子どもたちの将来の環境を守るためにも、法律に沿った方法で処分を行う信頼できる不用品回収業者に依頼をしてくださいね。
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