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実家の桐タンスを手放すには?買取サービスや処分方法を徹底解説
2025/05/29

近年では、結婚式や新生活の準備品が、とてもシンプルになりつつあります。
昨今では、昔ほど華やかな結婚式ではなくシンプルな開催だったり、住宅事情により「婚礼家具」も生活に必要なものだけをセレクトしている方が多いようです。
一昔前は、嫁入り道具として華やかな婚礼家具を一式、新居に運び入れることが一般的でした。
そのため「実家には、当時運び入れた婚礼家具が今も残っている」という方も多いのではないかと思います。
なかでも、豪華な婚礼家具一式を積んだ「花嫁トラック」や「花嫁タクシー」で知られる名古屋は、かつて婚礼文化が非常に華やかな地域として有名でした。
名古屋の花嫁行列の豪華さは、全国的にも注目されていましたよね。
最近では、終活として「今後処分に困る物は、早めに処分しておこう」という動きが高まりつつあります。
遺品整理で、残された家具や家電の処分が大変だったという人ほど、終活に力を入れているのではないでしょうか。
今回は、桐タンスを手放すために必要なものや、おすすめの買取サービス・処分方法を徹底解説します。
目次
1.実家の桐タンスを手放すために確認すること
実家の桐タンスを手放すために必要なものをご紹介します。
昨今の住宅事情や終活で、使用していない家具・家電を早めに処分しようという動きが高まっています。
婚礼家具の一つ「桐タンス」を手放す方法に頭を悩ませている人も多いですよね。
「桐タンス」は、タンスの中でも高価なものですから、なおさら処分をためらってしまう人も多いのではないでしょうか。
「桐タンス」を手放すためには、ご実家にある「桐タンス」に関して調べておくことが重要です。
これから桐タンスを手放す時に知っておくべき4つのポイントをご紹介しますので、一緒に確認していきましょう。
①実家の処分したい桐タンス「どこのブランド?」
桐タンスにもブランドがあります。
- 府中桐タンス…300年の伝統があるブランド
- 加茂桐タンス…伝統工芸品に指定されている高級ブランド
- 仙台タンスや岩谷堂タンス…重厚な金具や上質な漆塗りが特徴の伝統工芸品
上記は一例ですが、桐タンスはブランド化され、伝統工芸品としての価値もあります。
そのためノーブランドの桐タンスよりも、ブランド化されている桐タンスのほうが、買取査定も高くなる傾向です。
買取相場は、下記のような傾向があります。
- ノーブランドのタンス…買い取り不可、または300円~
- ブランド化されている桐タンス…10,000円~
実家にある桐タンスのブランドを事前に確認しておきましょう。
②実家の処分したい桐タンス「いつ購入した?」
実家にある桐タンスに関して、下記の事も調べておきましょう。
- いつごろ購入したのか
- 購入したお店
- 購入金額
桐タンスは、作成された時期によっても買取価格が変わります。
タンスは、江戸時代の頃から活用されていましたが、古い時期に作られた状態の良いものは、アンティーク家具としてだけでなく「骨董品」としての価値もあります。
ご実家にある、桐タンスを購入した時期を調べておきましょう。
③実家の処分したい桐タンス「傷や汚れの有無は?」
長く使用していると、傷や汚れ・カビの発生など、タンスにとって良くない状態になっている場合もあります。
桐のタンスを、リユースやリサイクルに出す場合は、良い状態でないと難しいケースが多いのが現状です。
なぜならば「中古でも使える、使いたいと思うタンス」でないと、リユースやリサイクルが難しくなるからです。
下記で、タンスの傷や汚れ・カビに対する対処法を紹介します。
修復できる傷や汚れ・カビは、お手入れをしてから、査定に出すようにしましょう。
<傷がある場合(和タンスの場合)>
- 補修用のクレヨンやペンで補修(タンスよりも暗い色のものを選ぶ)
- 傷に対して横に塗り込み、はみ出た部分は拭き取って綺麗にする
※表面に塗装を行なっていない無塗装の桐タンスの場合、自己補修はおすすめしません。
<汚れがある場合>
- 水や洗剤の使用は、シミの原因になるため、乾拭きで木目に沿うように撫でるように汚れを落とす
<カビがある場合>
- 根が浅いカビの場合、消毒用のエタノール(70~80%)を使用して除菌
- エタノールをしみこませた布で、カビで汚れている部分をぬぐうように拭く
※根が深いカビを落とすことは難しいので、その場合は一回査定に出してみましょう。
買取不可の場合は、処分を検討する方向で進めてみるのがおすすめです。
桐タンスをリサイクルやリユースに出したい場合は、普段からのお手入れも大切です。
④実家の処分したい桐タンス「付属品や証明書を揃えておく」
桐タンスが古い時代のものならば、付属品や証明書が残っていない場合もあります。
ただ、桐タンスの鍵や仕切り板などの付属品が揃っていれば、買い取ってもらえる可能性が高くなりますので、できる限り探しておくようにしましょう。
また、「証明書」には、桐タンスの「ブランド・製作者・木材の産地」が記載されています。
証明書の有無で買取相場が変わりますので、併せて探しましょう。
2.実家の桐タンスの買取サービスをご紹介!
桐タンスの買取サービスをご紹介します。
買取サービスはいろいろありますが、次の項目で特におすすめのサービスをご紹介します。
桐タンスには「家具」としてだけではなく「アンティーク家具・骨董品」という価値もあります。
リサイクルショップだけではなく、骨董品店も視野に入れて、買取サービスを活用していきましょう。
①桐タンスのおすすめの買取サービス「LINE査定」
桐タンスを査定に出す場合、いろいろな査定の方法があります。
一例として、下記の査定方法をご紹介します。
- 出張査定
- 店頭査定
- LINE査定
出張査定は、リサイクルショップが桐タンスがある場所まで出張し、直接査定してくれるサービスです。
実物を見てから査定するので、その場で査定額が判明しますし、希望すればそのまま買取をしてくれます。
ただし、業者に出張して来てもらうため「その場で決断をしなければならない」という気持ちになってしまい、希望より安い価格で即決してしまうケースも。
できるだけ高値で買い取ってほしいという場合には、向かないかもしれません。
店頭査定は、リサイクルショップの店舗まで桐タンスを運び入れて査定する方法です。
持ち運びができる小さめの桐タンスならばおすすめの方法ですが、下記の問題があります。
- 桐タンスを自分たちで運ばないといけない
- 希望金額で買取してくれるかわからない
- 成立しなかった場合、持ち帰らないといけない
そのため、ご自身で問題なく運べる場合に限り、おすすめの方法となります。
LINE査定は、LINEで画像のやり取りをおこなって査定ができるサービスです。
リサイクル業者が桐タンスの画像から傷がカビの有無や証明書などを見て査定し、合意した場合に買取がおこなわれます。
業者が提示した買取金額を保留にして、しばらく考える時間を持つことが可能です。
持ち運びが大変な桐タンスの査定に、一番おすすめのサービスです。
LINE査定のサービスを実施しているリサイクルショップや骨董品店を探してみてくださいね。
②桐タンスの買取サービス「複数の買取業者に見積もり依頼をする(『おいくら』サービスを活用)」
少しでも桐タンスを高価に買い取ってほしい場合は、複数の買取業者に見積もり依頼を出しましょう。
そこでおすすめのサービスとして、名古屋市もおすすめしている「おいくら」サービスをご紹介します。
「おいくら」は複数の買取ショップから、買取価格を比較して、一括査定ができるサービスです。
使い方は簡単で、下記の流れになります。
- 査定したい商品のカテゴリーを選択
- 商品やお客様情報を入力
- 届いた査定結果から、買取店を選んで売却をする
ただし、再販できる品物が買い取りの対象で、状態によっては買取不可となる場合もあります。
買取不可だった場合は、処分を検討してみましょう。
3.実家の桐タンスの処分方法を徹底解説
桐タンスを手放すために、買取業者やリサイクルショップ・骨董品店にあたっても、状態が悪く買取不可となった場合には、処分を検討しなければなりません。
実家にある桐タンスの処分方法を徹底解説します。
①実家の桐タンスの処分方法「粗大ゴミとして処分する」
桐タンスを処分する方法として、市町村が定める粗大ゴミの収集日に、粗大ゴミとして出すという方法がおすすめです。
桐は非常に頑丈な素材であるため、細かくカットして処分するよりも、引き出しをはずして持ち運べる状態にしてから、指定された場所まで運び出し処分しましょう。
名古屋市の場合、桐タンスを粗大ゴミとして出す場合は、事前に予約が必要です。
申し込みの締め切りも、粗大ゴミの収集日の1週間前となります。
- 粗大ゴミ受付センターへ、電話かインターネットで予約
- 申し込み後、手数料納付券(シール)を購入
- 収集日の当日朝8時までに、指定された場所に出す
桐タンスを処分するための手数料は、タンスのサイズによって変わります。
- 高さ120cm未満で幅90cm未満…1,000円
- 高さ120cm以上で幅90cm以上…1,500円
時間にゆとりがある場合や、搬出する人手がある場合におすすめの処分方法です。
②実家の桐タンスの処分方法「市町村のゴミ処分場に自分で搬入する」
実家にある桐タンスを処分する方法として、お住まいの市町村のゴミ処理施設へ自分で持ち込み、処分してもらう方法もあります。
名古屋市の場合は、下記の流れで処分が可能です。
- ゴミが発生する区の環境事務所に、車両に積んだ状態で受付時間内に受付(徒歩・バイクなど不可)
- 処理施設では自分でゴミを降ろす
- 計量がおこなわれ、処理手数料を現金で支払い(10kgまでごとに200円)
処理施設では職員の指示に従い、安全に桐タンスを降ろしましょう。
受付時間は各施設によって変わりますので、事前に確認してくださいね。
③実家の桐タンスの処分方法「不用品回収業者に依頼する」
市町村の粗大ゴミの収集日を待てない場合や、自分で処理施設に搬入することが難しい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者に依頼をすれば、希望の日時に指定された場所(実家)まで来てくれますよ。
大昭工業株式会社が展開している不用品回収サービス「ダスカル」では、桐タンスの処分もおこなっております。
タンスの大きさによって処分費用も変わりますので、下記でご紹介しますね。
- タンス類(小)…5,500円(税込)
- タンス類(大)…8,800円(税込)
- 婚礼タンス…9,900円(税込)
桐タンス以外にも処分したい物がある場合は、一緒に処分も可能です。
実家も一気に綺麗になりますので、下記のプランも検討してみてください。
- Mパック5tトラック(軽トラ約2台分)…33,000円(税込)
- SSパックカゴ台車(カゴ台車1台分)…16,500円(税込)
※運び出しや家電製品は、別途料金がかかりますので、ご注意ください。
不用品回収サービス「ダスカル」では、粗大ゴミの回収だけでなく、遺品整理や大掃除の時に出た廃棄物の回収・ゴミ屋敷の廃棄物の回収もおこなっています。
お気軽にお声かけくださいね。
4.実家の桐タンスの処分方法・不用品回収業者の選び方

実家の桐タンスを処分するための、不用品回収業者の選び方をご紹介します。
不用品回収業者に依頼しようと思っても「改めて業者を探すとなると大変だから、ポストにチラシが入っている業者や、無料で回収している業者に依頼すればいいだろう」と、思っている人も多いかもしれません。
ですが、不用品回収業者は「どの業者に依頼しても同じ」ではありませんので、信頼できる業者かどうかをしっかり調べて依頼しましょう。
これから、信頼できる不用品回収業者の選び方をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
①実家の桐タンスの処分を依頼する不用品回収業者の選び方「市町村(自治体)から証明書を確認」
不用品を回収するためには、市町村(自治体)の許可が必要です。
一般廃棄物収集運搬許可
一般家庭から出るゴミ(不用品)の処分・運搬(回収)ができる許可証です。
一般廃棄物収集運搬許可は、法令を遵守している企業のみに許可され、新規での取得が難しい許可証です。
法律に違反した企業は、罰金や懲役が科せられます。
そのため、取得している企業は「法律を遵守して、適正に不用品の処理をおこなっている企業」とも言えるのです。
この許可証を持っていない不用品回収業者に依頼してしまうと「不法投棄」をされる恐れがあります。
依頼をする前に、許可証の有無を確認してくださいね。
不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社は、名古屋市より許可を受けて60年という長い年月を名古屋市の皆様と共に歩んでまいりました。
これからも法律を遵守して参りますので、お気軽にご相談くださいね。
②実家の桐タンスの処分を依頼する不用品回収業者の選び方「見積もり金額を掲載している」
ホームページで、アイテムごとの処分費用を掲載している不用品回収業者は、たくさんありますよね。
アイテムごとの処分費用の金額はもちろんですが、他の項目にも注目しましょう。
例えば、下記のような記載に注目してください。
運び出し(運搬)は、別途料金がかかります
不用品回収時のトラブルとして「運び出し(運搬)やトラックに積み込む費用は別でかかり、法外な金額を請求される」というパターンがあります。
家具・家電ごとの処分費用を掲載していても「運搬・積み込み費用」が掛かることを掲載していない不用品回収業者は、注意が必要です。
見積もり書に「運搬費用」を記載していない不用品回収業者にも注意しましょう。
もしも見積書に「運び出し(運搬)費用」が記載されていない場合は、必ず「見積もり書に記載されている項目以外のお金はかかりますか?」と確認することが重要です。
桐タンスはサイズも豊富ですから「実物を見ないとわからない」や「運搬も現場の状況をみないと…」という不用品回収業者は、作業完了後に見積もり金額より、請求金額を多く提示することもありますので、依頼しないようにしましょう。
不用品回収サービス「ダスカル」の見積もりシミュレーターでは、家具・家電の処分費用のほかに、お住まいの状況やエレベーターの有無などの情報も伺っています。
それらの情報を加味した見積もりをお出ししますので、ぜひご検討くださいね。
③実家の桐タンスの処分を依頼する不用品回収業者の選び方「口コミやレビューがある」
不用品回収をおこなう企業は、上記でもご紹介した「一般廃棄物収集運搬許可」が必要です。
一般廃棄物収集運搬許可証は、新規の取得が難しいため、許可証を持っている企業は「長い期間、事業運営がきちんとされている」と信頼できる1つの判断材料になります。
また、事業実績も多く、依頼者からの口コミやレビューをいただく機会も多い傾向があります。
ホームページがある不用品回収業者は、実績をアピールするために、依頼者様から頂いた口コミやレビューを記載していますので、事前に確認してスタッフの対応などを確認しておくのがおすすめです。
不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社のホームページにも、ご依頼者様から頂いた感想を記載しています。
依頼者様の感想だけでなく、どのような状況でのご依頼なのかも記載されていますので、参考にしてみてくださいね。
5.まとめ
今回は、実家の桐タンスを手放すために必要なものや、おすすめの買取サービス・処分方法を徹底解説しました。
- ご実家にある桐タンスを手放すために確認すること
- 状態の良い桐タンスは、アンティーク家具・骨董品としての価値もある
- 買取サービスを上手に活用しましょう
- 急いで処分する場合は、不用品回収業者に依頼がベスト
桐タンスは、頑丈な素材で作られているため、そのままの形で処分する方が、ケガの心配もありません。
自分で運び出すことが難しいケースも多いため、「処分する」ということをためらってしまう人も多いのではないでしょうか。
不用品回収業者に依頼をすることで、希望の日時に回収され、自分たちで運び出すという手間をかけることなく、ご実家も綺麗にすることができます。
買い取りができなかった場合は、ぜひご検討くださいね。
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