冷蔵庫の寿命は何年?買い替えの目安から処分方法まで徹底解説!

2025/08/28

冷蔵庫は昔から家電の「三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・掃除機(後にテレビに変わる)」の1つとも言われ、生活するためには欠かせない必要な家電です。

もしもいきなり故障してしまったら、とても焦りますよね。

冷蔵庫が何年くらい使用できるのか、買い替える時期の目安があると、いざという時のための備えや心づもりもできるのではないでしょうか。

そこで今回は、冷蔵庫の寿命や買い替えの目安と、冷蔵庫を処分する方法を徹底的に解説します。

目次

1. 冷蔵庫の寿命は何年?

冷蔵庫を買い替える目安として「故障した」という場合があります。

冷蔵庫は365日、毎日稼働して私たちの生活を支えてくれる、大切な家電製品の1つです。

もしも突然動かなくなったら、生活に大きな支障が出ます。

そのため、平均的な冷蔵庫の寿命を知ることができれば、金銭的な準備もしやすくなるのではないでしょうか。

1)冷蔵庫の寿命は?「政府発行の消費動向調査を見て目安を知ろう」

冷蔵庫の寿命は、使用環境にもよりますが、一般的に約10〜14年と言われています。

2024年に政府が発行した「消費動向調査」を見ると、世帯(2人以上)全体からみる冷蔵庫の平均使用年数は「14年」という結果が出ています。

買い替えの理由は下記の通りです。

  • 故障…65.3%
  • 上位品目への移行…11.3%
  • 住居の変更…6.1%
  • その他…17.2%

※参照:2024年12月実施分「消費動向調査」内3-2主要耐久消費財の買替え状況より

冷蔵庫の寿命とは「故障した時」と考える人は多いでしょう。

ですが、冷蔵庫は高価な家電製品です。

もし修理して使い続けることが可能であれば、修理を検討することも視野に入れてみてはいかがでしょう。

2)冷蔵庫の寿命かなと思ったら「メーカーの補修用性能部品の保有期限を確認」

冷蔵庫が動かなくなってしまっても、修理をすれば再び動くようになるかもしれません。

家電を製造しているメーカーでは、冷蔵庫の部品も保有しています。

ただしメーカーでは、常に新しい冷蔵庫を製造して販売していますよね。

そのため、今まで製造してきた全ての冷蔵庫の部品を保有しておくことが難しいという現状があります。

家電製品を製造している家電メーカーでは、今まで製造してきた家電製品の部品を保管しておく期限を定めているのです。

その期限は、各メーカーで多少の違いはありますが、約「9年間」と定められています。

冷蔵庫の具合が悪く修理を依頼しても、部品が無いために修理ができず、新しい冷蔵庫に買い替えないといけない場合もありますので、注意しておきましょう。

3)国が定めている冷蔵庫の耐用年数とは

冷蔵庫の平均的な買い替え時期は上記でご紹介しましたが、冷蔵庫には耐用年数があります。

個人宅で使用されている冷蔵庫の場合はあまり気にする必要はないですが、企業の事務所や事業で使用される冷蔵庫は、会計上「資産」として計上する必要があるため、耐用年数が定められています。

国が定めている冷蔵庫の耐用年数は「6年」です。

耐用年数と寿命はイコールではありませんが、買い替えのタイミングの1つの目安にしてみてもいいかもしれません。

2.冷蔵庫の買い替えの目安は?

下記のような異常が発生し始めた時は、修理を視野に入れつつ、買い替えを検討した方がいいでしょう。

1)冷蔵庫の買い替えの目安「冷蔵庫の庫内が冷えていない」

冷蔵庫の買い替えの目安として「冷蔵庫の庫内が冷えない」という場合があります。この場合、故障していることも考えられるので、新しい冷蔵庫を購入することを検討してみましょう。

新しい冷蔵庫を購入する前に一度、下記の項目もチェックしてみてくださいね。

  • 冷蔵庫のドアがきちんとしまっているか
  • 冷蔵庫内に詰め込みすぎていないか

冷蔵庫内の冷気が外に漏れていて冷えない場合や、庫内に温かい食品を置いているために冷え切らない場合も考えられます。使い方にも注意してみましょう。

2)冷蔵庫の買い替えの目安「氷ができない」

冷蔵庫は「冷やす」だけでなく、冷凍の機能も備えられているため「氷を作る」ことも可能です。

もしも、冷凍庫内で「氷ができない・アイスが溶けている」という場合は、冷凍機能が故障している可能性があります。

3)冷蔵庫の買い替えの目安「冷蔵庫から異音がする」

冷蔵庫には庫内を冷やすための装置や、冷蔵庫を動かすための機器の放熱用ファンが取り付けられています。

そのため、冷蔵庫からは常に何かしらの稼働音が鳴っていますが、「いつもの音と違うな」と異常を感じる場合は、冷蔵庫が故障している可能性があります。

4)冷蔵庫の買い替えの目安「冷蔵庫から水漏れしている」

冷蔵庫は、庫内の空気を冷やすという機能があります。

冷蔵庫のドアの開閉をするときに、外からの温かい空気や、冷めきっていない食材の熱が庫内の冷たい空気と混ざりあい、結露が発生します。

その際、冷蔵庫内の水は「ドレンパン」に溜められます。冷蔵庫から発する熱によって「ドレンパン」の水が蒸発するという仕組みになっています。

ですが、冷蔵庫から水が漏れるということがまったくないわけではありません。

その場合は、下記の原因が考えられます。

  • ドレンパンの水が蒸発しきれず溢れている
  • 庫内からドレンパンに繋がる「ドレンホース」が詰まり、水が漏れた

このようなケースは、ドレンパンを冷蔵庫から取り出して水を捨てたり、ドレンホースを掃除して詰まりを解消することで、水漏れ対策をすることができます。

水漏れ対策をしていても改善しない場合は故障している可能性がありますので、一度メーカーに問い合わせてみましょう。

3.冷蔵庫の処分方法をご紹介!

冷蔵庫を処分する場合、家電を処分する時と同じように「市町村のゴミ回収で依頼すればいい」と思う方は多いと思います。

ですが、ここで忘れてはならないことがあります。

それは、冷蔵庫は「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象商品の1つ」という点です。

ここでは、具体的な処分方法を紹介していきますので、一緒に確認していきましょう。

1)冷蔵庫の処分方法「家電量販店に処分してもらう」

冷蔵庫が壊れた場合、処分する方法の1つとして「家電量販店に引き取ってもらう」という方法があります。

新しい冷蔵庫を購入する時はもちろん、古い冷蔵庫を引き取ってもらうことも可能なので、まずは冷蔵庫を購入した家電量販店に連絡をしてみましょう。

その場合、下記の費用がかかりますので参考にしてみてくださいね。

  • 収集・運搬費用…冷蔵庫を運び処分場まで運搬する費用
  • リサイクル料金…一般財団法人家電製品協会が定めている料金

リサイクル料金は、冷蔵庫の大きさ(容量)によって変わります。

  • 冷蔵庫・冷凍庫(小)…3,740円
  • 冷蔵庫・冷凍庫(大)…4,740円

※一般財団法人家電製品協会のリサイクル料金主要メーカー一覧より抜粋

上記は、主要メーカーが製造している冷蔵庫のリサイクル料金です。

メーカーによって、リサイクル料金が変わりますので、処分を依頼する時に確認しておきましょう。

2)冷蔵庫の処分方法「指定された引取場所に自分で持ち込みをする」

一般の家庭から出る不用品(ゴミ)は、市町村が定める日時や場所に出しておけば、ゴミ収集車が来て回収をしてくれます。

ですが、家電リサイクル法で処分方法を定められている冷蔵庫は、市町村での回収は行っていません。

冷蔵庫は大きな家電製品のため「資源ゴミ」と思われるかもしれませんが、資源ゴミとして処分することはできませんので、注意してくださいね。

名古屋市も、冷蔵庫の回収は行っていません。

冷蔵庫を処分する際の問い合わせの窓口は「家電リサイクル券センター(一般財団法人家電製品協会)」です。

受付時間…午前9時~午後6時(18時)まで
休日…日・祝
リサイクル料金…ゆうちょ銀行(先払いのみ)
問い合わせ電話番号…0120-319640

ご自分で指定された引取場所に運ばないといけませんので、車の用意も忘れずに。

そして自分で冷蔵庫を持ち込む場合、かかる費用はリサイクル料金のみになります。

運搬費用はかかりませんので、リーズナブルに処分することが可能です。

3)冷蔵庫の処分方法「市町村が指定する不用品回収業者に依頼する」

冷蔵庫の処分は、家電リサイクル法の定める方法で処分をする必要があります。

冷蔵庫を処分するためには、市町村が指定している許可を持つ不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

市町村が指定する許可証とは「一般廃棄物収集運搬許可」というものです。

この一般廃棄物収集運搬許可は、廃棄物を適切に処理・処分ができる業者のみが取得できます。

家電リサイクル法に該当する冷蔵庫も、一般廃棄物収集運搬許可を持っている不用品回収業者に依頼することで、適切に処理・処分することが可能です。

不用品回収サービス「ダスカル」を展開している大昭工業株式会社は、名古屋市から一般廃棄物収集運搬許可の認可を受けておりますので、安心してお任せくださいね。

4.不用品回収業者の選び方

不用品回収業者は、たくさんありますので、どの業者を選べばいいのか分からないという人も多いでしょう。

不用品回収業者の選び方はいろいろありますが、選ぶ際に必ず確認しておかなければならないポイントがあります。

これからそのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1)不用品回収業者の選び方「市町村の認可を受けているかどうか」

上記でもご紹介しましたが、冷蔵庫は家電リサイクル法に該当する家電製品であるため、家電リサイクル法が定める方法で処分する必要があります。

そのため、きちんと法律を守り適切に処分できる業者かを見極める必要があるのです。

それを見極めるための目安が「一般廃棄物収集運搬許可」を認可されているかどうかで、認可を受けている業者は、下記の業務を行うことが可能になります。

  • 不用品を家庭内から運び出す
  • 廃棄物を処分場に運搬する

一般廃棄物収集運搬許可は取得することがとても難しい許可証で、新規で事業を始めようと思っても、市町村からの認可が下りないことでも有名です。

昔から事業を行っている不用品回収業者にしか認可が下りていないという現状があります。

冷蔵庫を処分する際には、上記でご紹介した処分方法の中から選ぶことと併せて、依頼しようとしている回収業者がきちんと一般廃棄物収集運搬許可を所持しているのかを調べておきましょう。

2)不用品回収業者の選び方「料金が提示されているか」

不用品回収業者に依頼する時は、必ず「料金が提示されているか」を調べましょう。

ただ「安いか・高いか」を知るためではなく、下記の点を確認する必要があるからです。

  • 冷蔵庫の処分費用
  • 運搬費用の有無
  • 処分費用や運搬費用以外にかかる費用はあるのか

冷蔵庫を不用品回収業者に依頼して処分する場合、必ず処分費用がかかります。

処分費用がかかることは分かっても、それ以外の費用が何にどれだけかかるのかが分からないと不安になりますよね。

その場合「きちんと料金を提示している不用品回収業者を選ぶ」ことで不安を軽減させることができます。

そのためには「問い合わせれば、きちんと料金が分かる」業者に依頼しましょう。

また、家具家電ごとの処分費用に加えて、実際に回収作業を行う環境によっても料金が変わってきます。

  • エレベーターの有無
  • 戸建てかマンションか
  • 搬出する冷蔵庫のあるお部屋の階数など

お住まいの環境によって変わりますから、お問い合わせから詳細を伝えておく必要があります。

大昭工業株式会社の不用品回収サービス「ダスカル」のホームページでは、下記の方法で冷蔵庫の処分にかかる費用の見積もりが可能です。

お見積りシミュレーター
公式LINE
フリーダイヤル(0120-00-7581)からお電話で
メールフォーム

「正式に依頼をする前に、見積もりをして金額の目安を知りたい」という場合に活用できます。

ダスカルサービスでは、下記の料金で冷蔵庫の処分を承っております。

冷蔵庫(~170L)…6,600円(税込)
冷蔵庫(171L~)…8,800円(税込)

どうぞお気軽に、お声かけくださいね。

3)不用品回収業者の選び方「無料の不用品回収業者は選ばない」

ご家庭のポストに「無料回収を実施しています」というチラシが入っていたことはありませんか?

もしもそのチラシの中に、家電リサイクル法に該当する製品が記載されていた場合、その不用品回収業者を利用することはおすすめしません。

上記でもご紹介していますが、冷蔵庫は「家電リサイクル法」に該当する製品ですから、処分する時には、必ず「リサイクル料金」がかかります。
不用品回収業者から「冷蔵庫も無料で回収しますよ」と言われた場合、それは「家電リサイクル法に違反している」ということになるのです。

法律違反をしている不用品回収業者が「冷蔵庫を適切に処分しますよ」と言っても、その言葉を信じることができるでしょうか。
冷蔵庫を適切に処分しなかった場合、不法投棄をされる恐れがあります。

依頼する側からすれば「お得に処分できてラッキーだ」と思うかもしれません。
ですが「不法投棄」は、街の景観を損ねるだけでなく、資源を再利用する機会も奪っているのです。

再び使える資源を活用することは、これからの未来のために必要なことですよね。
60年間、名古屋市と共に歩んできた大昭工業株式会社は、法律を遵守しつつ、これから先の未来のために、不用品を適切に処理して参りました。

これからもその姿勢を変えることなく、「真面目な地元のゴミ回収屋さん」として、皆様の暮らしに誠実に寄り添って参りますので、お気軽にお声がけくださいね。

5.まとめ

今回は、冷蔵庫の寿命年数や、買い替えの目安と冷蔵庫を処分する方法を徹底的に解説しました。

冷蔵庫は、機能が故障した場合や、修理ができない状態になった時が寿命と言えるでしょう。こうした情報を知っておくことで、いざ処分が必要となった時にも慌てずに対応することができます。

  • 一般的に言われている冷蔵庫の買い替えの時期を知ること
  • 冷蔵庫の買い替えの目安は、冷蔵庫の動きがいつもと違う時
  • 家電リサイクル法に該当する冷蔵庫は、法律に従い処分しなければならない
  • 市町村から認可を受けた不用品回収業者に依頼する

冷蔵庫は毎日の生活に欠かせない家電製品ですが、簡単に持ち運びができる家電製品ではありません。

加えて、冷蔵庫は家電リサイクル法に則した処分方法が求められていますので、処分方法に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

大昭工業株式会社は、名古屋市で不用品の処分を60年間続けて参りました。

「これ(家具家電)の処分はどうすればいい?」という些細な質問にもお答えいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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