エアコンの寿命は?買い替えのサインと処分方法を紹介

2026/05/28

地球温暖化の影響もあり、夏になると猛暑日が続くようになりました。熱中症対策として、エアコンや扇風機など、お部屋で快適に過ごすための冷房機器は、今や欠かせない存在となっています。

特にエアコンは、お部屋を冷やすだけでなく、「暖房」「除湿」「空気清浄」などの機能を備えた製品も多く、1年を通して活躍する家電製品です。
そのため、もし突然動かなくなってしまうと、とても困ってしまいますよね。

そこで今回は、エアコンの寿命の目安や、買い替えを検討すべきサイン、処分方法についてご紹介します。

目次

1.エアコンの寿命は?

エアコンの寿命は、何年持つのでしょうか。

1)エアコンの寿命は何年?

エアコンの寿命は、一般的に約10年といわれています。

ただし、使用状況や設置環境、お手入れの頻度によって、エアコンの寿命には差があります。

例えば、

  • 10年も経っていないのに動かなくなってしまった
  • 20年近く使用していても、問題なく動いている

といったケースも珍しくありません。

そのため、単純に使用年数だけで判断するのではなく、これからご紹介する「買い替えのサイン」が現れ始めたタイミングが、寿命の目安になるかもしれません。

2)エアコンを購入して10年未満の場合は、修理も検討しましょう

エアコンの調子が悪い場合は、まず製造年を確認してみましょう。

エアコンは毎年新しいモデルが発売されており、新商品が登場すると、これまで販売されていた製品は順次製造終了となります。その後、店頭在庫がなくなると、販売も終了するという流れが一般的です。

ただし、万が一故障した場合に備えて、各メーカーでは修理用部品を一定期間保管しています。
この部品の保管期間はメーカーによって多少異なりますが、多くの場合「約10年」に設定されています。

前述のとおり、エアコンの寿命は一般的に「約10年」といわれていますが、これは修理用部品の保管期間とも関係しています。

エアコンの調子が悪い場合は、まず製造年数を確認し、使用から10年未満であれば、買い替えだけでなく修理も視野に入れて検討するとよいでしょう。

3)エアコン購入して10年経っている場合は買い替えがおすすめ

エアコンを購入して、10年以上経っている場合は、メーカーで修理用部品の保管が終了している可能性が高いため、買い替えも視野に入れることがおすすめです。

まずは、エアコンを購入した家電量販店やメーカーへ連絡し、修理が可能か確認してみましょう。

場合によっては、修理に必要な部品が残っていることもあり、修理対応してもらえるケースもあります。

ただし、上記でもご紹介したように10年経過している場合は、部品が残っている可能性は低いので、買い替えも検討する必要があります。

エアコンは決して安い家電ではないため、買い替えに迷ってしまう方も多いかもしれません。しかし、買い替えることで次のようなメリットがあるのです。

  • 自動で内部清掃をしてくれるなど、便利な機能が充実している
  • 省エネ性能が高く、電気代を抑えやすい

特に、10年前のエアコンと比べると、最新モデルは省エネ性能が向上しているため、電気代が安くなるケースもあります。

エアコンの状態や使用年数を確認しながら、修理と買い替えのどちらがよいか検討してみてくださいね。

2.エアコンの寿命!買い替えのサインは?

エアコンの調子が悪くなってきても、まだ使えているうちは「もう少し使えるかも」と、買い替えをためらってしまいますよね。

「寿命のサインがあればわかりやすいのに」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで次は、エアコンの買い替えのサインをご紹介します。

1)エアコンの買い替えサイン「水漏れ」

エアコン本体から水漏れしている場合は、そのまま使い続けることはおすすめできません。

放置すると、お部屋や住宅にダメージを与えてしまう可能性があります。

エアコンの水漏れは、内部で発生した水を外へ排出する「ドレンホース」の詰まりによって起こることが多い症状です。
しかし、部品の劣化や内部の腐食が原因で、水漏れが発生しているケースもあります。

また、水漏れを放置すると、カビが発生しやすくなるだけでなく、故障や感電につながる恐れもあるため注意が必要です。

エアコンから水漏れしている場合は、使用を中止し、できるだけ早めに修理を依頼しましょう。
使用年数が長い場合は、新しいエアコンへの買い替えも検討することをおすすめします。

2)エアコンの買い替えサイン「稼働時に異臭や異音がする」

エアコンを稼働した際に、普段聞き慣れない音がしたり、異臭を感じたりする場合も注意が必要です。

特に、焦げたような臭いがする場合や、「ガタガタ」「カタカタ」といった異音が続く場合は、内部の部品に異常が発生している可能性があります。

そのまま使用を続けると、故障が悪化するだけでなく、思わぬ事故につながる恐れもあるため注意しましょう。

3)エアコンの買い替えサイン「冷房・暖房が効かない(効きづらい)」

エアコンには、除湿や空気清浄などさまざまな機能が搭載されていますが、やはりメインとなるのは「お部屋を冷やす・暖める」という機能ですよね。

しかし、冷房や暖房を使用していても「なかなか冷えない」「暖まらない」と感じる場合は、買い替えのサインかもしれません。

ただし、必ずしもエアコン本体が故障しているとは限りません。
場合によっては、周辺機器や設置環境が原因になっていることもあります。

そのため、修理や買い替えを検討する前に、まずは次のような点を確認してみましょう。

  • リモコンが動かない(電池切れ・故障)
  • コンセントが抜けている、またはブレーカーが落ちている
  • 室外機が破損している
  • 室外機の周囲に雑草や物が密集している

このように、エアコン本体以外の原因で正常に動作していないケースもあります。
まずは一度、周辺の状態も含めて確認してみてくださいね。

4)エアコンの買い替えサイン「電源が入らない・途中で切れる」

リモコンに問題がないにもかかわらず、操作しても電源が入らない場合や、使用中に突然停止してしまう場合は、内部の基板に不具合が発生している可能性があります。

購入から10年以内であれば、買い替えだけでなく、修理を検討してみるのもよいでしょう。

ただし、故障の内容によっては修理に時間がかかる場合もあります。
特に、真夏や真冬などエアコンが欠かせない時期は、修理を待つよりも買い替えた方が快適に過ごせるケースもあります。

使用年数や故障の状況、使用する季節などを踏まえて、修理と買い替えのどちらがよいか検討してみてくださいね。

3.エアコンの寿命!家電リサイクル法を紹介

エアコンの寿命を迎え、買い替えを検討して新しいエアコンを設置する場合は、これまで使用していた古いエアコンを処分する必要があります。

ただし、エアコンは家電リサイクル法の対象製品になっているため、一般的な粗大ごみとして処分することはできません。

そこで次は、エアコンを処分する前に確認しておきたいことをご紹介します。

1)エアコンの処分!忘れてはいけない「家電リサイクル法」

エアコンを処分する前に、忘れてはいけない法律があります。

それは「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」です

家電リサイクル法とは、「まだ使用できる部品や材料を資源として再利用し、ごみを減らすこと」を目的とした法律です。

次の4品目は、家電リサイクル法の対象製品に指定されています。

  • エアコン
  • テレビ
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

これらの製品を処分する際は、通常のごみとは異なる方法で回収・リサイクルする必要があります。

エアコンを処分する際は、家電リサイクル法の対象製品であることを忘れずに、適切な方法で処分しましょう。

2)エアコン処分「家電リサイクル法の内容」

エアコンが家電リサイクル法の対象製品であることを確認したら、次はどのような法律なのかも知っておきましょう。

家電リサイクル法では、不要になった家電製品の部品や材料を再利用し、ごみを減らすことを目的として、処分方法やリサイクルの流れが定められています。

そのため、故障したエアコンなどの対象製品は、通常のごみとは異なる方法で回収・リサイクルされます。

とはいえ、私たち消費者が難しい手続きを行う必要はありません。

大切なのは、「適切な方法で処分すること」です。

そのため、エアコンを適切に処分するためにも、家電リサイクル法で定められている処分方法について知っておきましょう。

家電リサイクル法の対象製品を処分する際には、次のような費用がかかります。

  • 1)リサイクル料金(必須)
  • 2)収集・運搬料金(不要な場合もある)
  • 3)取り外し工事費用(業者にかかる費用)

1)リサイクル料金

「リサイクル料金」とは、エアコンを適切にリサイクルするために必要な費用です。
法律で定められているため、基本的に必ず発生します。

料金はメーカーによって異なりますが、目安は以下のとおりです。

  • 550円〜990円(税込)

※一般財団法人家電製品協会「リサイクル料金 主要メーカー一覧」より

エアコンのメーカーによって料金が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

2)収集・運搬料金

「収集・運搬料金」は、自宅から指定引取場所までエアコンを運搬する際にかかる費用です。

金額は、依頼する家電量販店や回収業者によって異なります。
依頼前に問い合わせをして、料金を確認しておきましょう。

3)取り外し工事費用

エアコンを処分する際は、取り外し工事費用が必要になる場合があります。

エアコンは壁に設置されており、室外機も接続されているため、無理に自分で取り外そうとすると、壁や配管を傷つけてしまう恐れがあります。

安全に取り外すためにも、専門業者へ依頼するのがおすすめです。

なお、工事費用は設置状況によって変わります。
事前にエアコンの設置環境を伝え、見積もりを確認しておくと安心でしょう。

4.エアコンの寿命!処分方法を紹介

エアコンの調子が悪く、修理ができない場合や、寿命を迎えて動かなくなってしまった場合は、処分を検討する必要があります。

ただし、エアコンは家電リサイクル法の対象製品であるため、「どのように処分すればいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで次は、エアコンの主な処分方法についてご紹介します。

1)エアコンの寿命!処分に関する問い合わせは「家電リサイクル券センター」

名古屋市では、「家電リサイクル法の対象機器」の回収を行っていません。

そのため、エアコンを処分する際は、「家電リサイクル券センター」へ問い合わせをする必要があります。

  • 受付時間:午前9時〜午後6時
  • 休業日:日曜・祝日
  • 電話番号:0120-319640(フリーダイヤル)
  • フリーダイヤルがつながらない場合:03-5249-3455(有料)

リサイクル料金や運搬方法など、処分について分からないことがある場合は、こちらへ問い合わせることで案内してもらえます。

初めてエアコンを処分する方でも、安心して手続きを進められますよ。

2)エアコンの寿命!おすすめの処分方法「家電量販店に依頼する」

エアコンを処分する方法として、家電量販店へ依頼する方法があります。

新しいエアコンを購入する際は、取り付け工事も一緒に依頼するケースが多いですよね。
その際に、古いエアコンの引き取りもお願いすれば、処分から設置までまとめて対応してもらえるため、手間をかけずに処分することができます。

また、新しいエアコンを購入しない場合でも、家電量販店によっては回収のみ対応してくれることがあります。
まずは一度、問い合わせをしてみましょう。

なお、回収を依頼する場合は、リサイクル料金に加えて、収集・運搬料金や取り外し工事費用などがかかることがあります。

依頼前に、どのくらい費用が必要になるのか確認しておくと安心です。

3)エアコンの寿命!処分方法をご紹介「指定引取場所に自分で運ぶ」

自分でエアコンを取り外せる場合は、指定引取場所まで直接持ち込む方法もおすすめです。

この方法であれば、収集・運搬料金がかからず、必要なのはリサイクル料金のみとなります。

持ち込みをする際は、事前に次の準備を行いましょう。

  • リサイクル料金の支払いと申し込みを郵便局で行う
  • エアコンの製造メーカーを事前に確認しておく
  • 郵便局の窓口で「家電リサイクル券」を受け取り、必要事項を記入する
  • 家電リサイクル券に付属している振替払込書を使用し、窓口またはATMで料金を支払う

なお、指定引取場所へ事前連絡をする必要はありません。

自分でエアコンを取り外せて、運搬できる車を用意できる場合は、費用を抑えやすい処分方法といえるでしょう。

4)エアコンの寿命!処分方法をご紹介「許可を持っている業者に依頼をする」

エアコンの処分のみを希望する場合は、市町村から許可を受けている不用品回収業者へ依頼する方法もあります。

不用品回収業者に依頼すれば、エアコンの取り外しや回収だけでなく、ほかの不用品もまとめて処分できるのがメリットです。

「いつか処分しよう」と思ったままになっている家具や家電がある場合は、この機会にまとめて依頼するのもよいでしょう。

ただし、不用品回収業者であれば、どこへ依頼してもよいというわけではありません。

自治体だけでなく、一般財団法人 家電製品協会でも、次のような業者へ依頼するよう呼びかけています。

  • 自治体(市町村)の指定業者
  • 家電リサイクル法に対応している許可業者
  • 無料回収や格安回収をうたう違法業者は利用しない

許可を受けていない業者へ依頼すると、高額請求などのトラブルに巻き込まれるだけでなく、不適切な処分によって環境問題につながる可能性もあります。

安心して処分を行うためにも、必ず自治体の許可を受けている不用品回収業者へ依頼しましょう。

5.エアコンの処分!不用品回収業者の選び方

名古屋市では、エアコンをはじめとした不用品を処分する際、「許可を受けた業者へ依頼すること」を推奨しています。

特にエアコンは、家電リサイクル法の対象家電製品のひとつです。
そのため、処分を依頼する際は、「一般廃棄物収集運搬許可」を取得している業者かどうかを確認することが重要になります。

そこで次は、安心して依頼できる、許可を受けた不用品回収業者の選び方をご紹介します。

1)エアコンの処分「市町村のホームページで確認」

名古屋市の公式ホームページには、「許可業者(一般廃棄物)との契約から収集までの流れ」というページがあり、名古屋市で許可を受けている業者の一覧が掲載されています。

まずは、その一覧の中から、お住まいの地域に対応している業者を探してみましょう。

また、名古屋市以外の市町村でも、公式ホームページに許可業者の一覧を掲載している場合があります。

もし一覧が見つからない場合でも、市町村へ問い合わせをすれば、許可を受けている業者を案内してもらえることがあります。

不用品回収業者選びで迷った時は、まず自治体へ相談してみると安心ですよ。

中見出し)2)エアコン処分「業者のホームページで確認」

市町村(名古屋市)のホームページで気になる許可業者を見つけたら、次は業者の公式ホームページを確認してみましょう。

不用品回収業者を選ぶ際は、次のようなポイントを確認するのがおすすめです。

  • 品目ごとの処分費用
  • 見積もりや問い合わせ方法(複数ある業者がおすすめ)

特に、家具や家電ごとの料金が明確に掲載されていると、事前に費用の目安が分かるため安心ですよね。

また、問い合わせ方法が複数用意されている業者であれば、自分の都合に合わせて見積もり依頼ができるので便利です。

名古屋市から許可を受けている大昭工業株式会社の不用品回収サービス「ダスカル」のホームページでは、ホームページ内の「お見積もりシミュレーター」で、処分費用の目安を確認できます。

例えば、エアコン処分の料金例は次のとおりです。

・エアコン…7,700円(税込)

・室外機…2,200円(税込)

・エアコン取り外し費…11,000円(税込)

※家電リサイクル法に該当する製品の金額には、収集運搬料金と家電リサイクル券の料金も含まれていますので、安心してご依頼くださいね。

「ダスカル」のお見積もりシミュレーターは、シュミレーションからそのまま見積もり依頼へ進めるため、スムーズに問い合わせができるのも特徴です。

他にも次の方法で見積もりが可能です。

そのほか、次の方法でも見積もり相談が可能です。

  • ホームページのメールフォーム
  • 電話:0120-00-7581(平日・祝日 9:00〜17:30)
  • 公式LINE

ダスカルサービスを展開している大昭工業株式会社は、60年以上にわたり、名古屋市の皆さまに寄り添いながらサービスを提供してきました。

これからも法律を遵守し、「安心して相談できる地元の不用品回収業者」として、丁寧に対応してまいります。

エアコンの処分について分からないことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

6.まとめ

今回は、エアコンの寿命の目安や、買い替えのサイン、処分方法についてご紹介しました。

今回のポイントは次のとおりです。

  • エアコンの寿命は約10年が目安
  • 不調を感じたら、まずは製造年数を確認する
  • 処分する際は、法律を遵守した許可業者へ依頼する

暑くなる時期にエアコンが故障すると、「早く買い替えないと夏を乗り切れない」と焦ってしまうこともあるでしょう。

しかし、エアコンは家電リサイクル法の対象製品のため、適切な方法で処分しなければ、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

また、エアコンは壁に設置されている家電製品のため、無理に自分で取り外そうとすると、壁や配管を傷つけてしまう恐れもあります。

安全に処分を行うためにも、取り外しや回収は専門業者へ依頼するのがおすすめです。

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