ベッドフレームは何年使える?長持ち方法から処分方法まで解説

2024/08/21

ベッドは、睡眠の質を大きく左右するアイテムの一つです。
そのため、フレームやマットレスの種類にこだわる人も多いですよね。
ベッドフレームは、安全性の面からもかなりしっかりした構造になっており長持ちするため、一般的に頻繁に買い換えるアイテムではありません。そのため、いざ廃棄となったとき、その処分方法に悩む人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなベッドフレームがテーマです。素材による耐用年数から長持ちさせる方法、処分する方法まで解説します。

目次

1.ベッドフレームは何年使える?

ベッドフレームは何年使えるのでしょうか。
一般的な目安として、約10年前後と言われています。
ですが、ベッドフレームの寿命は、ベッドフレームの素材によって変わります。

①木製のベッドフレームは何年使える?

木製のベッドフレームは、何年ほど使えるのでしょうか。
木製のベッドフレームの寿命は、10年~15年くらいと言われています。
特に、ロータイプでスノコの床板のベッドフレームは、重心も低く安定している上に、通気性も良いので、他のフレームよりも長く使える傾向があります。

②金属のベッドフレームは何年使える?

金属のベッドフレームは、環境にもよりますが、湿気によるダメージやパイプが曲がることもあります。
そのため、金属製のベッドフレームは、約5年前後が寿命と言われています。

③電動ベッドや折り畳み式のベッドは何年使える?

電動ベッドや折り畳み式ベッドは、機器や稼働する部分が故障する場合があります。
そのため、ベッドフレームとして使用はできても、望む機能が使えないことがあり、新しく買い替えるケースもあります。そのため、判断が難しいとも言えます。

④ベッドフレームの使用年数は目安

ベッドフレームは何年使えるのかをご紹介しましたが、この年数は目安です。
下記の条件で、目安は変わってきます。

・ベッドフレームのデザイン
・使う人の体格や体重
・設置する場所

繊細なデザインのフレームの場合は、同じ素材のベッドフレームより、強度が弱いかもしれません。
そして、ベッドフレームは使用する人の睡眠時間にもよりますが、毎日使用します。
使用する人の体重や体格によって、ベッドフレームにかかる負荷も変わりますので、あくまでも目安として知っておいてくださいね。
「10年経ったから、新しいものを購入しましょう」ということではありませんので、大切に使用していきましょう。

2.ベッドフレームの買い替えのサインは?

ベッドフレームは、何年ほど使用できるかの目安はありますが、実際には様々な要因によって変化します。具体的なベッドフレームの買い替えのサインは、どのようなものなのかをご紹介します。

①ベッドフレームから異音がする

ベッドフレームは寝具と共に毎日使用するため、使い続けていると少しずつ劣化します。
わかりやすい目安として、「ギシギシ、ミシミシ」などベッドフレームから異音がするという点です。これらの音は、さほど大きくない音量であれば、普段ベッドに乗った時から耳にしているかもしれません。
ですが、だんだんと音量が大きくなってきたり、普段とは違う響きの音がし始めた時は、ベッドフレームの買い替えのサインである可能性が高いです。

②ベッドフレームに破損・ヒビがある

ベッドフレームから異音が聞こえた時、必ず素材のつなぎ目を確認しておきましょう。つなぎ目に隙間ができていたり、ひび割れができている可能性があります。
このような状態で使用し続けると、ベッドフレームが壊れてケガをする可能性がありますので、すぐに処分するのがおすすめです。

③生活に合わなくなった時

生活の変化に伴い、使用していたベッドフレームのサイズが合わなくなったり、不便に感じられる場合もあります。
・お引越し
・結婚
・子供が産まれた
上記のようなライフスタイルの変化は、ベッドフレームを新しく購入したり、処分するきっかけになります。

3.ベッドフレームの選び方

お部屋のインテリアに合ったお好みのデザインのベッドフレームを選ぶことも大切ですが、ベッドを長く使いたい場合のおすすめの選び方をご紹介します。

①ベッドフレームの耐荷重を確認する

ベッドフレームは、身体を休めるだけでなく、マットレスや寝具も敷いて使用します。
ベッドフレームを使う人の体重や寝具の重量だけでなく、共に暮らしている人も使用する可能性がありますので、耐荷重の大きなベッドフレームを選ぶことをおすすめします。

②ベッドフレームの素材で選ぶ

木製のベッドフレームは丈夫で長持ちすると言われています。
ですが、木製と言っても色々な素材が使用されていますので、素材もチェックしておきましょう。
おすすめは、下記の素材です。
・檜(ヒノキ)
・桐(キリ)
檜と桐は、お風呂の湯船やタンスにも使われている木材で、「湿気に強い」という特徴があります。
ベッドフレームは大きな家具ですから、良いものを長く使用したいと考えている方は、しっかりした素材のベッドフレームを選びましょう。

③デザインでベッドフレームを選ぶ

ベッドフレームのデザインも、長く使うための選ぶポイントの一つです。
おすすめのデザインのベッドフレームは、下記になります。
・ロータイプ
・すのこタイプ
・脚の数が多くて、太い
重心の低いロータイプのベッドフレームは、ベッドフレームを支える面が多いため、ベッドフレームにかかる負担の分散が可能です。
ベッドフレームを支える脚の数が多いほど、負担を分散できますので、脚の数や太さも考慮しておきましょう。

「すのこ」状になっているベッドフレームは、湿気を逃してくれますので、通気性が良くなります。通気性が良いと、ベッドフレームだけでなく、マットレスや寝具の湿気も通すので、長持ちさせることができますよ。

4.ベッドフレームを長持ちさせる方法!

続いて、ベッドフレームを長持ちさせる方法をご紹介します。

①定期的に留め具(ネジ)の確認

ベッドフレームを長持ちさせるためには、ベッドフレームを支えている留め具の確認もしておきましょう。
・ネジが緩んでないか
・ネジがすり減っていないか
・つなぎ目に隙間がないか
ネジなどの留め具は、時間が経つと少しずつ緩んできます。
ネジが緩めば「ギシギシ」という異音がしたり、ベッドフレームがゆがんでしまうこともありますので、異音がし始めた時や、何も無くても1年に1回くらいのペースで確認しておきましょう。

②湿気とカビに注意

ベッドフレームは、設置する場所も関係しますが、マットレスや寝具を上に敷いて使用するので、湿気がこもりやすくなります。
ベッドフレームは大きな家具ですので、頻繁に動かす家具ではありません。
そのため、湿気でカビが発生する可能性がとても高いです。
カビは、ベッドフレームの素材を腐敗させ、強度を弱くします。
ベッドフレームを長持ちさせるためには、湿気がこもらないように風通しを良くし、カビの発生を防ぐことがおすすめです。

5.ベッドフレームの処分方法!

ベッドフレームの処分方法をご紹介します。

①ベッドフレームの処分方法「買い替えの場合は、購入店に相談する」

ベッドフレームを新しく購入する場合、購入するお店で「古いベッドフレームを引き取ってもらえる」可能性があります。
ただし、お店によっては引き取りを行っていない場合もありますし、引き取りにお金がかかる場合もありますので、購入する時に確認しておきましょう。

②ベッドフレームの処分方法「粗大ゴミに出す」

ベッドフレームのお手軽な処分方法は、「自治体の粗大ゴミ収集に出す」ことです。

粗大ゴミの回収料金は、各自治体によって違いがありますが、一番リーズナブルに処理ができるというメリットがあります。
自治体によって、粗大ゴミを出す日にちの指定がある場合もありますし、料金さえ支払えば、いつ出しても大丈夫というケースもあります。
各自治体に確認をして、手配していきましょう。

デメリットは、粗大ゴミを出せる場所まで、自分で運ばなければならないことです。
1階で、ベッドフレームを使用していれば、まだ家の外から搬出しやすいかもしれませんが、2階にベッドフレームを設置している場合は、重いベッドフレームを持って下りないといけないので、場合によってはケガをしてしまう恐れがあります。

名古屋市のベッドフレームの処分費用(マットレスを除く)は「1,500円」です。
月に1度、地域ごとに収集日が決まっています。
日付を確認しておきましょう。

③リサイクルショップに売る

ベッドフレームを購入して、あまり時間が経っていない場合や、目立った汚れが無い場合は、リサイクルショップに売るという選択肢もあります。
ただし、ショップ側は「ベッドフレームの状態を見て、検討する」というケースが多いようです。
査定に出しても売れない場合もありますので、「もしも売れたらラッキー」と思っておくことをおすすめします。

④回収業者に依頼する

一番おすすめの、ベッドフレームの処分方法です。
回収業者に依頼すると、運搬から回収・廃棄処理もおこなってくれるので、ケガの心配もありませんし、業者の作業を見守るだけで終わるので、とても楽ですよ。

デメリットは、粗大ごみに出すよりも料金がかかることです。
依頼する業者によっても、料金が違いますから業者選びもしなければなりません。
業者は、料金で選びがちですが、色々なトラブルもありますので、慎重に安心できる業者選びをしていきましょう。

粗大ゴミ回収サービス「ダスカル」でも、もちろんベッドフレーム・マットレスの回収を承っております。処分するための費用も、お見積りシミュレーターで目安が分かるので、安心してご利用いただけます。

⑤番外編・おすすめしないベッドフレームの処分方法「解体・切断をして細かくする」

あまり現実的ではない処分方法ですが、解体して細かく切断をして家庭ごみとして処分するという方法もあります。
この場合、家庭ごみ用の袋の用意や、解体用ののこぎりも必要です。
固定しているネジを外せば解体はできますが、細かく切断するためには時間と労力が必要になります。

家庭ごみ用の袋が有料の地域もありますので、必要な袋の枚数を用意すると、それなりの金額になるかもしれません。
電気のこぎりを所持している場合や、解体した素材を他の用途に使いたいと思っている場合はおすすめですが、ケガをしないように気を付けて作業をしてくださいね。

6.ベッドフレームの処分、回収業者の選び方

ベッドフレームは大きな家具ですから、処分費用がかかるだけでなく、家の中から外に搬出するという手間もあります。
この搬出という作業が、粗大ゴミの処分をためらわせるひとつの理由ではないでしょうか。回収業者にお願いする場合は、こうした作業もお願いできるかどうかもしっかりチェックしたいですね。
ここでは、そんな回収業者を選ぶ際のポイントをご紹介します。

①ベッドフレームの処分、回収業者を選ぶ時の注意点「市町村から許可があるか」

粗大ゴミ(ベッドフレーム)の処分は、市町村の許可を得た回収業者も得ていない業者も行える事業です。
ですが、もし市町村の許可を得ていない回収業者に頼んでしまった場合、下記のようなトラブルが発生する可能性があります。
・料金トラブル
・不法投棄

料金トラブルは、一番起こりやすいトラブルです。
よくあるパターンとして「無料・格安で処分します」と、「リーズナブルさ」を売りにしている業者があります。
たとえば、「処分費用は無料だが、運搬や搬出は無料とは言っていない。運搬・搬出費用は請求します」ということで、運搬・搬出費用を請求されてトラブルになった事例などがあります。
トラックに積み込んだ後で、請求されるケースもありますから、下記の項目にどれだけ費用がかかるのかを「作業を始める前」にしっかり確認しておきましょう。
・処分費
・運搬・搬出
・積み込み
最初に提示した料金は「処分費用だけだったから、他の費用は後でお知らせします」という回収業者は避けた方が良いでしょう。

名古屋市のベッドフレーム(マットレスなし)の回収費用は「1,500円」です。
市町村にお願いすれば、最低でもこの金額はかかりますので、「無料・格安で処分します」という文句で集客している回収業者は、不法投棄をしている疑いもあります。
料金だけでなく、サービスやプランを見てから、回収業者を検討してくださいね。

ダスカルは、インターネットで見積もりが可能です。
問い合わせをする前に、だいたいの目安の金額を知りたいと思う方も多いと思います。
そんな場合は、ダスカルのホームページ「お見積りシミュレーター」にアクセスすることをおすすめします。
ベッドフレームには、サイズ(シングル・セミダブル・ダブル)がありますから、そのサイズの料金もしっかり記載されています。
ベッドフレームだけでなく、収集する他の家具を一覧で見ることができるので、とても安心ですよ。

②ベッドフレームの処分、回収業者を選ぶポイント「許可の有無」

一般家庭から出る、家庭ごみや粗大ごみ・家電の回収やリサイクルの引き取りは、市町村から認可を受けた業者が行っているケースが多いです。
市町村の主な許可は、下記になります。
・一般廃棄物収集運搬業許可
・産業廃棄物収集運搬業許可
・古物商許可
回収を行っている業者の中には、許可を得ていない業者もあるので、念のため確認しておきましょう。

【一般廃棄物収集運搬業許可】
一般廃棄物収集運搬業許可は、家庭や事業所から出る「一般ゴミ」の回収が可能で、法律に沿いながら市町村が定めたルールに従い、処分場への運搬・処理ができます。
ベッドフレームの廃棄においても、この「許可」を持っている回収業者にお願いすると、不法投棄などの恐れもなく安心です。

【産業廃棄物収集運搬業許可】
産業廃棄物収集運搬業許可は、事業を行っているオフィスや工場から出る産業廃棄物を収集して、運搬することができます。

【古物商許可】
ベッドフレームの処分方法として「リサイクルする」という選択肢もありました。
「古物商許可」は、まだ使用できる家具や商品を買い取り、販売することが許された業者が持っている許可証です。
もしも、許可を持っていない回収業者に買い取ってもらった場合、「古物営業法違反」になりますので、こちらも確認が必要になります。

7.まとめ

今回は、ベッドフレームは何年使えるのか、長持ちさせる方法から処分方法まで、詳しく解説しました。ポイントをまとめると以下の通りです。

  • ベッドフレームは素材によって耐用年数が変わりますが、約10年前後使用できます。
  • ベッドフレームは、お手入れや設置する環境によって、長持ちさせることができます。
  • ベッドフレームを回収する時は、「許可」を持っている回収業者を選ぶことが望ましいでしょう。

ライフスタイルの変化によって、買い換えることもあるベッドフレーム。ですが、その大きさから、いざ処分となった場合にとても手間がかかります
運び出しで自宅の壁を傷つけてしまったり、自身がけがをしてしまったりするリスクも…。たとえ費用が掛かったとしても、運び出しからお願いでき、確実で安心な処分をしてくれる回収業者を選びたいですよね。
ベッドフレームの廃棄をお考えの際は、ぜひ明朗会計で運び出しまでできる粗大ゴミ回収の「ダスカル」にお任せください。

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